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2006 年11 月20 日

チェコアニメ映画祭2006 【Dプログラム】

『犬と妖精の話』
絵がタンタン風。でも、主人公の犬がイマイチ可愛くない!

『トラをつかまえろ!』
不思議な庭シリーズ。これが今回上映のなかではいちばん古い作品。流れ的には(「動物好き」→)「トラ」→「ネズミ」→「クジラ」となる。それにしてもこのシリーズの悪ガキたち、礼儀も知ってるし、弱いものを守ろうとするし、現代日本の悪ガキとは違うよなあ。

『けしのみ太郎』
シリーズもの?ちょっと断片的な感じの小品。

『カシュバーレックとホンザ 盗まれた王冠』
これもシリーズものだろうか。悪い竜から盗まれた王冠(とカツラ)を取り戻す話だが、こいつら性格悪いよなあ。

『めがね』
うーむ、言わんとすることは分からないでもないが、イマイチ納得できないよなあ。

『夫婦生活』
『クロスワード』
この2本も「反復」の監督(パヴラートヴァー)。初期のものっぽいが、もうテーマはディスコミュニケーション。それにしても夫婦生活はディスコミュニケーションの宝庫なのか?

『ネズミ、万歳』
「カフェ」と同じ監督(コウツキー)。影響を受けた「トムとジェリー」へのオマージュ?
しかし、わざわざこういうオチをつける必要があるのか?というか、こういうオチを、ついつけたくなるのがチェコアニメの伝統かも。

『カタストロフィー』
オチは夫婦ネタ。チェコは恐妻家ばかりか?

というわけで、今回のマイベストはAプログラムの「反復」(監督:パヴラートヴァー)でした。この他にもAプログラムは見所が多くて1つだけ見るならAがおすすめかも。特に「ある粉屋の話」→「カフェ」→「反復」という流れがけっこうきてます。上映後の雰囲気がAだけ違ってたし…。あと、「ことば、ことば、ことば」もいい感じです。

パヴラートヴァー…一体何者なのだ?

投稿者:親方
at 06 :02| 映画 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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